初年度は青年部発足の年であり、この年には自主運営の為の組織づくりを中心に、毎月の例会、講演、研究会等、会員相互の協力、連絡に重きをおきました。2年目では大阪府と八尾市の位置づけということで、大阪府と八尾市の役員をお呼びしての討議会とセスナ機による関西新空港の上空視察が一番印象深く残っており非常に心打たれるものがありました。初年度は共産主義体制の崩壊やバブル経済の崩壊など国内外で大きな変化があり、このような環境下で自分達のなすべきことを模索しながら、様々な事業を発展し、実行しました。2年目では『会員相互の信頼と親睦』に注力し、お互いに忌憚のない意見を出し、心情を吐露し、時に楽しく、時に真剣に、と過ごしたことによって信頼の絆が培われた一年だったと思います。担当年度では創立5周年の記念事業を執り行いました。青年部執行部として『何をしたいか』『何をすべきか』『何ができるか』を明確にし、使命感を持って会員を引っ張らなければなりませんし、委員長には青年部活動活性化の為、会員出席率向上に努めなければなりません。青年部の創意と工夫、新しい発想に基づく展開が出来てこそ、青年部としての存在価値が上がり、商工会議所に刺激を与え、ひいては活性化につながると考えられます。こうした積み上げがあってこの機会である商工会議所にも認識されるのです。“行動で成果を示すことが、要求するよりも先行するのではないでしょうか。担当年度においては特に、特別事業委員会の活動で「八尾空港西側跡地問題」について、市民の皆様方からのアンケートと市内中学校の生徒より「八尾南空港と西側跡地の使用の夢」と題し作文を募り、当青年部活動が空港周辺地域、および全市民に広くアピール出来ました事が一番印象にのこっております。担当年度ではめまぐるしく変化する経済情勢、厳しい経済環境を痛感いたしました。青年部の目的である「経営者としての、自己啓発と交流を通じての人間ネットワーク作り」を重点に、各委員会活動や各事業を通じて活性化を図る事により、地域社会への貢献に務めることを目標と致しました。合言葉は『青年部はだから元気に!青年部だから謙虚に!』担当年度では創立10周年の節目を迎えました。我々青年部は異業種経営者の集団であります。会員同士の優れた感性とみがかれた能力は、企業の発展と社会への貢献ができるものと信じております。各種事業活動を通じて、青年部会員の結束と自覚を高めるとともに、会員事業の発展と社会への貢献を目指しました。7昭和 63 年〜平成 29 年度歴代会長足跡初代八尾商工会議所青年部 会 長第2代八尾商工会議所青年部 会 長第3代八尾商工会議所青年部 会 長第4代八尾商工会議所青年部 会 長第5代八尾商工会議所青年部 会 長第6代八尾商工会議所青年部 会 長昭和 63 年〜平成 29 年度歴代会長足跡辻本 健小川 裕吉保坂 雅之竹ノ株 宏美西岡 照晃林 滋
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